鳥インフルエンザが問題になっています。
宮崎県知事となったそのまんま東さん(東国原知事)は大変です。
宮崎県ガンバレとエールを送りたいです。
ところで、この鳥インフルエンザですが、前の記事にもインフルエンザについては書き込みましたが、鶏についてはどうかと自問いたしました。
考えた末、同等の結論でした。
養鶏というものを考えて見ますと、卵は市場価格が異常に安いと思いませんか、これは養鶏業者の研究と努力の賜物です。
庶民にとってはありがたいことなのですが、一方で経営者は利益の追求が始まります。当然経費は極端に落とさなければなりません。
ここで経費削減の対象になるのが、設備と鶏の餌代です。
利益の対象にならないものから削られてしまいます。
田舎の養鶏場でよく見かけるのが開放型の養鶏場です。
害虫やインフルエンザなどの菌の進入は当然です。
そこで、屋外で飼われている鶏と比べるとどのように違うのでしょうか。
検証してみましょう。
野外で飼われている鶏には抵抗力があります。なぜでしょうか。
それは、@新鮮な空気や自然の水を飲んでいる。 A自然の雑草や雑穀を食べている。 B自然の虫を食べている。
これはどういうことを意味するかといいますと、自然の中には多くのバクテリア(バイオ)が存在し、鶏は自然にそれを餌としながら身体に抵抗力を付けていきます。
又、鶏が排出する、糞も自然を肥やす堆肥になりより多くの雑草や餌となる虫やバクテリアを増やします。
これが鶏自らを丈夫にし自然との調和を保つ健全な姿なのです。
しかし、卵を商売に考えると、このような状態の中では鶏は1日1個の卵を産むか産まないかなのです。この状態で養鶏をするとなると鶏の管理が大変です。卵もどこに産んでいるかもわからなくなります。土地も広大な場所を要求されます。どの養鶏場もできるものではありません。
しかし、これが本来の鶏が持つ抵抗力を養う、自然の恵みなのです。
当然、卵の単価が上がります。高価なものとなり、庶民は高い卵に手を出さなくなります。(このような中で産まれた卵は本当に美味しいです。少々高くてもいいと思うのですが。)
しかし一方で鶏舎の中で育つ鶏は24時間管理され動き回ることすら出来ない状況の中で、鶏の持つ本能を利用した日照時間を制限され産卵の間隔を短くし、より多くの卵を産まされます。
当然、卵の生産力は上がり、市場価格も競争で単価が下がります。
しかしながら鶏の体力は弱まりますので、その回復のため当然薬を与えます。ビタミン剤やミネラル、カルシュウムなどです。薬剤は考えているほど高いものではありません。1羽が摂取するのは僅かです。すでに餌に配合されています。
害虫の侵入もあり(特にネズミ)その駆除のため薬剤も使用します。しかし害虫も薬剤に対し抵抗力をつけているため、最近ではなかなか駆除できていません。特にネズミはサルモネラ菌という食中毒の菌を持っています。
卵を使用しての食中毒は殆どこのサルモネラ菌です。
養鶏場では卵の出荷時に塩素や紫外線などの殺菌処理はしていますが鶏自体の卵巣の中にすでに入り込んでいますので卵の中にあるサルモネラ菌に対しては効果がありません。(ひよこの段階でサルモネラワクチンを接種していますが完全にサルモネラ菌を除去できているわけではありません)
そのため、生卵は早めに食べることが必要で、保存も冷蔵庫で保存しなければなりません。(完全に加熱処理をした卵は安全です。)
少し余談になりましたが、これが放し飼いにされた鶏と養鶏場で箱詰めにされた鶏の違いです。
このような状況の中でインフルエンザが出ると、集団感染は当然です。しかし本来は、生き延びる鶏もいるはずです。
この生き延びた鶏こそが養鶏場のでの抵抗力の付いた鶏の繁殖技術に生かされないものかと考えます。当然試験ではやっていることなのでしょうが。
自然界の中で集団感染した鳥の大量の死骸を見たことがありますか。
無いはずです。自然界では淘汰された中で抵抗力のない弱った鳥だけが感染し死んでいるのですから。
では、どうすれば集団感染せずに養鶏ができるのでしょうか。
この問題は、後日書き込みます。
少し疲れましたので、今日はこの辺で。次回をお楽しみに。
養鶏関係の方には得策かもしれません。
では・・・・・・。

