2007年01月26日

鳥インフルエンザ2

鳥インフルエンザの回避法ですが。

養鶏場には開放型のものと密閉型のものがあります。

開放型は住宅地の密集していない山中が多いようです。これは周辺住民に迷惑をかけないため必然的にそうなります。

何が迷惑なのか。1つは臭いです。鶏糞の臭いが風に乗り周辺に悪臭をばら撒くからです。2つ目は害虫の発生です。特にハエとネズミです。
3つ目は鶏の鳴き声です。

こうしたことから山中へ移動する養鶏業者が増えてくるのです。

一方、密閉型はコンクリートで覆われたビルのような養鶏場です。
こちらは開放型と比べ臭いや害虫そして鳴き声の対策は出来ています。
とはいっても万全とは言い切れませんが。

密閉型は外部からの影響はあまり受けませんので鶏インフルエンザの影響も少なくなります。

この密閉型の養鶏場は以外に住宅地付近にもみられます。住民への迷惑対策が功を奏したことになります。

ここで取られている対策に臭いの問題がありました。
密閉型といっても万策ではないため殺菌や消臭をしています。

このとき、どのような殺菌や消臭をするかといえば、鶏に悪影響を与えないことが必要となります。強い殺菌剤や消臭剤は鶏に悪影響を与え作業者にも影響しますので、使う薬品が問題になります。又、消費者のことを考えれば当然です。

ここで最近使用され始めたのがバイオです。

いわゆる、自然界の有用バイオを使うわけです。

このバイオを空中噴霧・空間噴霧とも言いますが噴霧するのです。
このバイオは、悪臭の元となる有機物を餌として分解します。悪臭の元である鶏糞を減少させ発酵を促進します。バイオは有機物を酵素によって分解し体内に取り込みます。この分解力を利用しています。

これによって臭いは極端に抑えられ鶏糞も良質の堆肥へと変化します。
更に、空中に漂ういわゆる悪玉菌なども餌にするため自然に殺菌しているのです。

養鶏の飲料水としても利用され鶏の寿命が延びた。卵の質が向上した。鶏の肉質がアップしたなどの報告がされています。
これは、鶏がこのバイオを摂取することで鶏の健康管理まで向上させているということになります。

養鶏業者には一石二鳥といったところでしょうか。いや、一石五鳥も六鳥にもなています。

つまり、開放型であってもこの方法を取り入れることは可能なのです。
鶏の健康管理こそが逆に経費対策、に繋がっているように思えます。

目先の利益より信頼される養鶏業者。これが生き延びる万策ではないでしょうか。このことが利益を上げる唯一の方法と考えます。

全ては自然が起こしたことと言い逃れは出来ません。
これによって自分の首を絞めることになりかねないからです。

消費者へ、より安全なものを提供することは、消費者の健康をも保障するものです。つまり、消費者の命を預かっているのが生産者です。

先般問題になった不二家や雪印の二の舞を養鶏業者にも多少似た部分を感じてしまいました。(スミマセン)

頑張れ!養鶏業者!私は卵が大好きです。鶏肉も大好きです。
posted by kanken at 14:22| 京都 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鳥インフルエンザ

今年になって初めての書き込みです。

鳥インフルエンザが問題になっています。
宮崎県知事となったそのまんま東さん(東国原知事)は大変です。
宮崎県ガンバレとエールを送りたいです。

ところで、この鳥インフルエンザですが、前の記事にもインフルエンザについては書き込みましたが、鶏についてはどうかと自問いたしました。
考えた末、同等の結論でした。

養鶏というものを考えて見ますと、卵は市場価格が異常に安いと思いませんか、これは養鶏業者の研究と努力の賜物です。

庶民にとってはありがたいことなのですが、一方で経営者は利益の追求が始まります。当然経費は極端に落とさなければなりません。

ここで経費削減の対象になるのが、設備と鶏の餌代です。
利益の対象にならないものから削られてしまいます。

田舎の養鶏場でよく見かけるのが開放型の養鶏場です。
害虫やインフルエンザなどの菌の進入は当然です。

そこで、屋外で飼われている鶏と比べるとどのように違うのでしょうか。
検証してみましょう。

野外で飼われている鶏には抵抗力があります。なぜでしょうか。
それは、@新鮮な空気や自然の水を飲んでいる。 A自然の雑草や雑穀を食べている。 B自然の虫を食べている。

これはどういうことを意味するかといいますと、自然の中には多くのバクテリア(バイオ)が存在し、鶏は自然にそれを餌としながら身体に抵抗力を付けていきます。

又、鶏が排出する、糞も自然を肥やす堆肥になりより多くの雑草や餌となる虫やバクテリアを増やします。

これが鶏自らを丈夫にし自然との調和を保つ健全な姿なのです。
しかし、卵を商売に考えると、このような状態の中では鶏は1日1個の卵を産むか産まないかなのです。この状態で養鶏をするとなると鶏の管理が大変です。卵もどこに産んでいるかもわからなくなります。土地も広大な場所を要求されます。どの養鶏場もできるものではありません。

しかし、これが本来の鶏が持つ抵抗力を養う、自然の恵みなのです。

当然、卵の単価が上がります。高価なものとなり、庶民は高い卵に手を出さなくなります。(このような中で産まれた卵は本当に美味しいです。少々高くてもいいと思うのですが。)

しかし一方で鶏舎の中で育つ鶏は24時間管理され動き回ることすら出来ない状況の中で、鶏の持つ本能を利用した日照時間を制限され産卵の間隔を短くし、より多くの卵を産まされます。

当然、卵の生産力は上がり、市場価格も競争で単価が下がります。

しかしながら鶏の体力は弱まりますので、その回復のため当然薬を与えます。ビタミン剤やミネラル、カルシュウムなどです。薬剤は考えているほど高いものではありません。1羽が摂取するのは僅かです。すでに餌に配合されています。

害虫の侵入もあり(特にネズミ)その駆除のため薬剤も使用します。しかし害虫も薬剤に対し抵抗力をつけているため、最近ではなかなか駆除できていません。特にネズミはサルモネラ菌という食中毒の菌を持っています。
卵を使用しての食中毒は殆どこのサルモネラ菌です。

養鶏場では卵の出荷時に塩素や紫外線などの殺菌処理はしていますが鶏自体の卵巣の中にすでに入り込んでいますので卵の中にあるサルモネラ菌に対しては効果がありません。(ひよこの段階でサルモネラワクチンを接種していますが完全にサルモネラ菌を除去できているわけではありません)

そのため、生卵は早めに食べることが必要で、保存も冷蔵庫で保存しなければなりません。(完全に加熱処理をした卵は安全です。)

少し余談になりましたが、これが放し飼いにされた鶏と養鶏場で箱詰めにされた鶏の違いです。

このような状況の中でインフルエンザが出ると、集団感染は当然です。しかし本来は、生き延びる鶏もいるはずです。
この生き延びた鶏こそが養鶏場のでの抵抗力の付いた鶏の繁殖技術に生かされないものかと考えます。当然試験ではやっていることなのでしょうが。

自然界の中で集団感染した鳥の大量の死骸を見たことがありますか。
無いはずです。自然界では淘汰された中で抵抗力のない弱った鳥だけが感染し死んでいるのですから。

では、どうすれば集団感染せずに養鶏ができるのでしょうか。
この問題は、後日書き込みます。

少し疲れましたので、今日はこの辺で。次回をお楽しみに。
養鶏関係の方には得策かもしれません。
では・・・・・・。
posted by kanken at 01:35| 京都 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする